パレスサイドから白山通りをはさんでお向かいの丸紅本社(千代田区大手町1の4の2)の解体工事がほぼ終わり、白亜の旧本社ビル▼170616小.jpgの地上部分が完全に姿を消しました=写真㊤。横(内堀通り側)から見ると、「平地」になってますネ=写真㊧

 解体に着手したのが2016年9月30日に。周囲に足場が順に組まれていって、年明けにやっと全体が覆われました。この間も、内部の工事はすすめられていましたが、推測するに、アスベストの除去が大変だったと思われます。アスベストは、ご存じのように、吸い込んで肺に入るとがんになる物質です。古いビルには当然のごとく大量に使用されていますから、部屋ごと、区画ごとに密封して外に漏れないようにし、強力な粉塵吸引機を据え、作業員は防護服を着て絶対に吸い込まないよう、万全の態勢で工事します。そんな作業を内部で進めながら足場が組み上がった後、順次、上から削られる形で3月中に上半分が消え、6月に地上部分がほぼなくなり、パレスサイドビル側から見ると、丸紅の敷地の隣の国際協力銀行などのビルが見えるようになりました=末尾の4枚の写真参照▼170626地下.jpg

 ちなみに、一番上の写真の真ん中に、「田」の字が見えます。なんでしょう。アップにすると写真㊨のようになります。ちょっと分りにくいのですが、地下1、2階が見えているんです。地上部分は、ほぼ片付きましたが、地下の解体はまだ続いています。

 6月上旬、近隣の関係者を対象に、新本社ビルの計画などに関する説明会を開かれました。それによると、新本社ビルは地下2階、地上22階建ての高層ビルになり、建築面積約3700平方メートル、延床面積約8万600平方メートル。高さは111.9メートルにもなり、ご近所ではパレスホテルとほぼ同じということです。旧本社ビルが地下4階、地上16階建て、66.3メートルでしたから、50メートル近く高くなる計算です。ちなみにパレスサイドビル屋上の高さは38メートルですから、見下ろされる感じですが、逆にきれいな屋上庭園を見ていただけるってことになりますね。

 新本社ビルは今年11月に着工し、2020年10月の竣工予定です。竹橋駅とビル地下1階が直結する計画で、1~4階に複数の飲食店、美術品展示場、貸会議室(集会場)が入り、5階以上がオフィスとのことです。

 丸紅や施工業者の大成建設は「工事に際しては騒音・振動、危険の防止・交通安全などに細心の注意を払いますので、ご理解とご協力をお願いします」と話しています。問い合わせがある場合は大成建設東京支店地域環境チーム(☎5381・5394=受け付け平日8時30分~17時30分)へお願いします。

▼変遷3.jpg

comment(0) , trackback(0)

 いよいよ梅雨らしくなってきました。パレスサイドビルは水害の発生に備えた「水防訓練」を毎年、梅雨入り前にやっています。今年も5月末に実施し、毎日ビルディング社員をはじめ、ビル警備を委託しているアイング、設備管理を委託しているグローブシップ、清掃を委託しているセイビの担当者を含め、計約40人が参加し、真剣に取り組みました。

 訓練はビルが閉館している日曜に実施。まず午前中は、地下2階の地下鉄竹橋駅改札に続く2か所のビル入口を防潮扉でふさぐ訓練をしました。西エレベーターホールにつながる入り口で、写真㊦床のブロックをマニュアルに従って外し、②~③鉄の扉を閉じ、水圧に負けないようにねじを締めます。

防潮扉 新聞社.jpg

 続いて駅の改札前売店横のエスカレーターがあるメインの入り口も、売店裏収納されている2枚に分かれた天井まである防潮扉(厚さ約20センチ)を引っぱり出し、つっかえ棒を装着しました=写真㊤

 続いて駐車場入口、スロープの上のところに防水板を設置する訓練も行いました。

 午後は、地下駐車場の洗車スペースで、水に濡れると膨らむ土のう(軽いので現場まで運ぶのに便利)や、水を吸って膨らむ吸水マットを実際に水につけて膨らませ=写真㊨、膨らんだものを土●IMG_20170528_133455.jpgのうとして使う訓練なども実施しました。

 このほか、パレスサイドビルの周囲を回り、浸水危険個所をチェック。ドアの隙間や、周囲を囲む煉瓦が切れているところなど、土のうを積んで水の浸入を阻止しなければならない所を確認しました。

 イザという時に機敏に対応できるよう、定期的な訓練を重ねる大切さを、改めて肝に銘じました。

comment(0) , trackback(0)

 パレスサイドビルの夏を彩る恒例の七夕飾りが今年も、ビル1階・地下1階中央廊下の吹き抜けにお目見えしています=写真㊤。7月7日(金)まで。

 ビルの飲食店・商店の有志で作るパレスサイドビル名店会(岡田洋明会長=「ティールーム花」を運営するさかえ㈱社長)が、季節を感じ、日本の庶民の伝統行事を楽しんでもらおうと毎年、「七夕まつり」として企画しているもので、ビルの夏の風物詩としてすっかり定着しています。

 中央廊下吹き抜け部の東西にある「夢の階段」を降りたところには、それぞれパイプで組んだ小さなゲージに天の千代田遺産.jpg川をイメージしたLEDイルミネーションを配し、両ゲージの間にも10鉢の笹を置き、これらに、思い思いの願い事が書かれた短冊を下げていただくという趣向。吹き抜けの天井からは、オレンジ、青、紫の大きなぼんぼり12本が垂れさがり、雰囲気を盛り上げています。

 6月4日から飾られているのですが、「千代田遺産」のツイッターでも早速、紹介していただきました=写真㊨●IMG_20170614_114837.jpg

 飾りつけられてから本日(14日)で10日目ですが、備え付けの机で短冊に熱心に書き込む人の姿=写真㊧=が引きも切らず・・・というのはちょっと大げさですが、短冊は毎日、少しずつ増え、かなりの量になっています。

 いくつか見てみると、平和、健康、恋愛、結婚、お金などお馴染みのテーマが多いのはもちろんですが、今年は「働き方改革」も話題になったので、これに関連したものをピックアップしてみました。写真㊦のように、偏差値60など受験を勝ち抜き、順調に内定をもらって就職。資格も取り、会社では仕事お覚え、目標達成にも貢献。でも現実は厳しく、不条理なものか、なかなか帰宅できずに残業の日々かと思えば、会話が成立しない上司がいるし、パワハラおやじもいる・・・そうなったら、自分がしっかりするっきゃありませんね。

●短冊.jpg 名店会は、「七夕まつり大抽選会」を実施しています。名店会加盟の各店でご飲食・お買い物をされた方にスタンプラリーカードを配布し、1回の利用500円以上でスタンプ1個、これを5個集めるとガラポン1回の抽選権を獲得できます。抽選は6月23日(金)と7月7日(金)、それぞれ11時30分~14時、17時30分~の2回に分けて実施し、確実の予定数に達したら終了になります。

 賞品は豪華ですよ。末尾の表のように、に参加できます。当たり」の方は各日2回(11時30分~14時と17時~20時)に行われる抽選会に参加できます。賞品は、毎日ビルディング賞=4Kテレビ(2本)、七夕賞=プレイステーション(PS)4(4本)、など総額100万円超。乞う、ご期待!!で~す。

●景品.jpg

comment(0) , trackback(0)

 「千代田区一斉清掃の日」が66日に実施され、パレスサイドビルも、館内テナントの従業員さんら総勢152人が参加し、ビル周辺などでごみを拾って歩きました=写真㊤。お疲れ様でした

 一斉清掃は、千代田区に住み、あるいは生活している自分たちが、街を美しくしていこうと、「区生活環境条例」に基づいて毎年6月と11月に行われています。パレスサイドビルはスタート当初から参加しています。

 この日午前8時、竹橋交差点前の西口玄関前に集合し、ビル側が準備した軍手、ゴミを拾うはさみ(トング)、ゴミ袋などを受け取った参加者は、ビル周辺に一斉に散り、約30分にわたって汗を流しま●IMG_20170606_082633.jpgした。

 毎回、多く参加してくださるのは、そろいの黄色い蛍光色のウィンドブレーカー姿のNTTビジネスアソシエ47人、オレンジ色のウィンドブレーカーのNTTビジネスアソシエ・パートナーズ25人、黒いジャンパーのファミリーマート32人、MS&ADシステムズ20人。ビル社員、設備管理、清掃などの委託会社員も負けずに頑張りました。

 拾ったごみは東正面玄関前に集められ=写真、45リットルの袋で20袋(可燃ごみ14袋、不燃ごみ2袋、空き缶2袋、ビン1袋、ペットボトル1袋)でした。

 参加してくださった皆様、本当にご苦労様でした。次回11月もぜひ、よろしくお願いします。

comment(0) , trackback(0)

 パレスサイドビルのオーナーである毎日新聞社が、2020年東京五輪・パラリンピックのオフィシャルスポンサーとして取り組んでいる「ともに2020」キャンペーンを紹介する展示が、パレスサイドビル1階東正面玄関わきのオープンスペースで31日始まりました●IMG_20170531_123321.jpg写真㊨

 このキャンペーンは、障害者や高齢者など社会的弱者の積極的な社会参加を阻んでいるバリアーは、ハード面だけでなく、無関心や無理解、差別など「心のバリアー」があると指摘されていることから、2020年にむけてみんなが助け合う共生社会の実現を願って、2016年から始められました。

 特に、毎日新聞は国内唯一の点字新聞「点字毎日」を発行していることもあって、障害者問題には積極的に取り組んでいます。ちょうど31日夕、パレスサイドビル地下1階毎日ホールで、「点字毎日」が11日に創刊95年を迎えたのを記念したシンポジウムを開催、これに合わせて、「ともに」の取り組みを紹介することにしたということです。

 展示は、実質的にキャンペーン開始の号砲となった2016年12月14日紙面をはじめ、それ以降のキャンペーン記事や点字毎日の歴史などをパネル展示。点字図書の出版などに取り組む社会福祉法人「東京ヘレン・ケラー協会」を紹介するコーナーもあります。また、点字タイプライターが持ち込まれ、実際に打ってみることもできるそうです。会場に伺った際は、ちょうど名刺に点字を打ち込んでいる場面に遭遇しました=一番上の写真

 展示は6月6日まで。

comment(0) , trackback(0)

 パレスサイドビルの真向かい、江戸城(皇居)東御苑の本丸跡の広場の奥にある「富士見多聞(たもん)」が2016年秋から公開されていることは、年が明けて3月に書きましたが、その話の続きです。

 中に入れるようになったということは、西方向を望むことができるということ。そして、「富士見」ですから、冬などは富士山が......と、期待するところです。

 でも、結論として、残念ながら、富士山は拝めません。

 写真㊤は富士見多聞の窓からの眺め。すぐ下の濠の方に向く窓は、3月に書いたように、元来、防★PB010022小.jpg御第一ですから、縦に細い格子様で、その隙間から見ることになります。窓のところの全体の感じは写真㊨のような具合です。

 かつては将軍らが富士山のほか、春はサクラ、秋冬は紅葉などの眺望を楽しんだのでしょうか。そんな気分が、ちょっぴり味わえますね。写真は昨年秋の紅葉のシーズンのものです。

 窓から何が見えているかを示したのが写真㊧㊦です。

 手前が、本丸と西の丸を分ける蓮池濠。これに沿って走る乾通りは、皇居内を南北に貫く主要道路です。サクラやモミジが植えられ、春の桜、冬の紅葉シーズンに一般開放されるようになったのは、当ブログでも何回も書いた通りです。(2016年冬、2017年春は樹木の更新工事のため公開を休止)★PB010025局門4小.jpg

 乾通りに沿って局(つぼね)門と門長屋があります。いずれも明治時代、明治宮殿が造営された1887(明治20)年ごろの建物。局門は、この辺りに女官が居住していた局があったことに由来する名で、写真は工事中。門長屋は木造2階建ての倉庫で、中央部に門があります。末尾の写真が乾通り公開時のショット。1枚目が局門(2015年12月)、2枚目が門長屋(2016年3月)です。

 そして、多聞の正面が紅葉(もみじ)山です。江戸時代は頂上に東照宮がありました。現在は「紅葉山御養蚕所」があります。これは、昭憲皇太后(明治天皇の皇后)に遡ります。1871(明治4)年、長らく途絶えていた宮中での養蚕を昭憲皇太后が吹上御苑内で復活。中断をはさんで1908年に貞明皇后(大正天皇皇后)によって再開されました。1914(大正3)年に紅葉山御養蚕所が新設され、香淳皇后(昭和天皇皇后)、そして現在の皇后美智子様に引き継がれています。毎年、皇后が蚕に餌の桑の葉を与える「御給桑行事」も行われ、今年も5月22日にあり、ニュースで報じられました。

 最後に富士山です。かつては写真㊧㊤の赤丸部分に見えていましたが、江戸時代、紅葉山を造成したため拝めなくなったということです。いまは「富士見えない多聞」ってことですね。

comment(0) , trackback(0)

 パレスサイドビルを抜け出して、ぶらぶら。五月の清々しい風を頬に感じながら、緑萌える江戸城(皇居)の東御苑を散歩するのは、超気持ちイ~~です、ホント。

 そうそう、この季節、「爽やかな季節」「風が爽やかな・・・」と、つい使いたくなりますね。でも、これは、「正式」には間違い。「爽やか」は、俳句の季語では秋なんですって。手紙を書いていて、出だしに「爽やか」を使って、なんとなくどうかなと思って、ネットで調べたら、わかりました。まぁ、「間違い」というのはどうでしょう。本人が爽やかと感じるなら、冬でも夏でも、関係ないって言えば、そうですから。手紙だけは、ちょっと気をつけようかと思います。(恥ずかしながら、当ブログでも、ちょうど1年前、2016519日に「ちょっと汗ばみますが風は爽やかですネ。」と書いていました。(汗)

 二の丸庭園に入り、諏訪の茶屋前を抜け、二の丸池へ。フジはもう終わりですが、藤棚の前に淡い紫の花がまとまって咲いていました=写真★IMG_20170516_123515.jpg

 さて、これは菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)か? 近くで写真を撮っていた人に尋ねたところ、カキツバタではないか、とのこと。宮内庁のホームページの「東御苑花だより」のコーナーの地図や「開花情報」に、カキツバタとありました。

 このほかにも、この周辺は、今、緑色が鮮やかな季節ですね。その中に、いくつか白い花も見えます。二の丸庭園から平川門に戻る途中、都道府県の木が集められたコーナーの向かいの雑木林で見つけたのがノイバラ=写真㊨。バラ科の花です。宮内庁のホームページには「山野に普通に生え、高さ2メートルぐらいになります。枝に鋭い刺が多いです。5~6月、枝先に芳香のある白い花が多数咲きます。香りがよいので香水の原料にも使われます」と説明がありました。そうです。香りがなかなかいいですよ。機会があれば、ぜひ、楽しんでみてください。

comment(0) , trackback(0)

 パレスサイドビルで4月27日、約50人が参加して「震災対応訓練」が実施されました。夜中に発生したとの想定で開始、毎日ビルディング社員らが到着して救護所設置、負傷者対応の段取りも確認しました。

 毎日ビルディングは春と秋、テナントのみなさんも参加した大規模な消防訓練を屋上で行っていますが、これ以外にも、年に数回、毎日ビルディング社員、警備、設備管理、清掃を委託している協力会社員による震災対応訓練も実施しています。

 今回の訓練は「夜間に震度6の地震発生」との想定で、初めは1階西の玄関わきにある防災センターに詰めている警備員、地下の中央監視室に常駐している設備管理員ら、協力会社員が設備点検、仮対策本部の設置など初動対応を確認しました。

 続いて15分後に毎日ビルディング社員が駆け付け、5階の毎日ビルディング事務所内に正式の対策本部を置き、本格的な災害対応に取り組む手順をおさらいしました。

 とくに、東1階喫煙所付近で火災が発生、天井が崩落してけが人が発生したとの想定で、正面玄関脇に「救護所」を設置し、負傷者の救護訓練をしました=写真㊤

 救護所設置では、5階ビル事務所や地下2階の東西にある倉庫から担架、救急医薬品、AED、ブルーシート、毛布、椅子、机、簡易ベッドなどを1階東に運ぶとともに、負傷者役の6人のけがの程度のや連絡先の聞き取りなどの手順を確認しました。

 訓練終了後の午前11時から「検討会」を行い、報告漏れ、指示の不徹底、対応の遅れ、資器材の不足などの反省点も洗い出し、今後の課題を確認しました。

 毎日ビルディングでは、安心・安全を第一に、施設・設備の整備はもちろん、今回のように、実際にマニュアルに沿った動きをしてみて、いざという時に的確に対応できるよう、今後も訓練を重ねていきます。

comment(0) , trackback(0)

 東京都心はソメイヨシノから八重桜を経てツツジの季節に移っていきます。ちょっとモタモタしていると、じっくり味わう間もなく過ぎ去ってしまいます。そういえば、庭のハナミズキも、「もうすぐ咲くなあ」と思って、次に見たときには半ば以上散っていました。(;^_^)

 ということで、上の写真419日、和気清麻呂像の脇からの写真です。一番の見ごろの時期の1枚ですが、風邪がなかったので。時系列.jpgお濠にビルがきれいに映っているのが、気に入ってます。

 毎朝、大手町方面から竹橋絵歩く途中、ちょうど気象庁前交差点あたりからパレスサイドビルの方に目をやると、なかなか見事な風景です。

 でも、林芙美子ではありませんが、花の命は短くて・・・です。(別に苦しいことばかりではありませんが)

 右の写真は、上から順に419日、425日、51日。まさしく、束の間の夢のように、あっという間に時は流れます。。。。

 ちなみに、サクラはバラ科モモ亜科スモモ属 のサクラ亜属の総称(違う説もありますが)。これがさらにサクラ節、ミザクラ節、ミヤマザクラ節などに分かれます。突然変異が多く、品種改良も盛んだったことから、多くの種類があるのですが、日本で一番ポピュラーなソメイヨシノはエドヒガン系と日本固有種のオオシマザクラの雑種の交配で生まれた日本産の園芸品種。交雑して生まれたサクラの中から特徴のある特定の一本を選び抜いて接ぎ木で増やしていったクローンであることは有名です。

 八重桜はというと、そういう一つの品種ではなく、文字通り八重に花を付けるサクラの総称とのことです。正確には知らないことが多いです。(〃'∇'〃)ゝため息

comment(0) , trackback(0)

 「新機軸の都会派総合誌」月刊『東京人』5月号写真㊨=は表紙=の特集にパレスサイドビルが取り上げられれました。

 今号の特集は「残したい、伝えたい 東京モダニズム建築」。著名な建築史家、建築評論家である五十嵐太郎さん(東北大大学院工学科教授)が選ぶ「遺したいモダニズム建築5選」をメインに、「遺したいビルディングタイプ10選」、槇文彦さんと藤村龍至さんという新旧2東京人 赤丸.jpg人の建築家の対談、「ル・コルビュジエと愛弟子たち」、「モダニズムにとってしあわせとは何か(近代建築の保存問題)」など、71ページにわたる大特集です。

 林昌二さん(日建設計)の設計になるパレスサイドビルは、この冒頭の「5選」の一つとして4ページにわたって扱われています。まず見開き2ページに全景がド~ン=一番上の写真。なかなか迫力です。

 続く見開き2ページ=写真㊦=は、左右に屋上の景観案内板、エレベーターホール、夢の階段など計5枚の写真を配し、写真に挟まれて記事です。見出しに「白い円筒と黒い直方体を組み合わせた合理主義」とあるように、「コアを切り離すことで、中央にエレベーターを入れる必要がなくなり、直方体部分に・・・オフィス面積を最大限に取り、地下の大きな印刷機も収めることが可能になった。すなわち、・・・外観は彫刻的にも見えるが、実際は複雑な与条件をまさに合理的に解いたモダニズム建築である」と説明していただきました。

 さらに、「凝ったメタリックなディテールが多く、ポンピドゥーセンターや香港上海銀行な★DSC_8749.jpgど、その後に出現したハイテク・デザインを予感させる」とも評価していただいています。

 こうした評価に恥じないよう、引き続きビル運営に万全を期さねばと思っています。

 なお、冒頭「5選」の他の4つは次の通りです(「・・・」は当雑誌の主見出し、(・・・)は設計者)

・国立西洋美術館「世界遺産はモダニズム受容の記念碑」(ル・コルビュジエ)

・国立屋内総合競技場=現国立代々木競技場「日本の伝統と向き合った最高傑作」(丹下健三)

・東京文化会館「上野公園の風景と一体化する建築」(前川國男)

・代官山ヒルサイドテラス「建築と都市が幸福な関係をもつ」(槇文彦)

comment(0) , trackback(0)

竹橋ガイド

calender

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

June 2017

category

カテゴリ

月別アーカイブ

eBook

  • 江戸城散歩2008年3月、毎日新聞掲載
  • 江戸城今昔ものがたり
  • 東京・竹橋 花図鑑
  • 東京・竹橋 続花図鑑
  • 東京・竹橋 新緑図鑑
  • 東京・竹橋 歴史絵巻 原始〜江戸時代初期
  • 東京・竹橋 歴史絵巻 江戸時代前期〜現代
  • 東京・竹橋 国際図鑑
  • 東京・竹橋 アカデミー図鑑
  • 東京・竹橋 文学散歩
  • 東京・竹橋 紅葉図鑑
  • 東京・竹橋 歳時記
  • 東京・竹橋 さくら図鑑